東京老舗のたんご屋

だんごの歴史は古い。諸説あるが、遣唐使が日本に持ち帰ったとされる菓子のひつとから生まれたとされ、室町時代に入ってから「だんご」と言うようになった。もう少し時代が下って江戸時代に入ってやっと、町中や街道筋の茶屋などでだんごが売り出され、庶民も楽しめるお菓子となったのだ。茶屋とは別に、昔から菓子匠は独自の商品を開発して売り出し、人気を博していた菓子もあった。東京の銘菓は、いにしえの昔から存在し、今に伝統を伝えているのだ。


青梅街道と甲州街道の分岐点にあたる場所が「新宿追分」、その新宿追分に店を出していたことから「追分だんご」と呼ばれて、今にいたるまで親しまれている老舗の「追分だんご本舗」の本店は、現在でも新宿にあります。百貨店や羽田空港、東京駅などに支店があり、伝統の製法を守っているだんごを購入することが可能。創業66年、現在にいたるまで親しまれている東京の銘菓だ。生菓子であるだんごは無理だが、本練羊羹や手造り最中はインターネットショップで購入できる。


店の看板は、東京の銘菓である昔ながらのだんごで、みたらし、草串、ごまだれ、のり巻だんごなどだが、季節によって限定の品が用意され、桜あんやゆずあんが楽しめる時期もある。新宿伊勢丹には「極」なるブランドも展開しており、ひとつずつ串に刺さっているスティックだんごのフレーバーは、抹茶、よもぎ、カボチャ、紫蘇があり、きな粉、ごま、みたらし、さつま芋、かぼちゃ、抹茶餡、粒餡のトッピングを選んで食すという洒落た趣向。使うお米は有機米というこだわりで、新しい和菓子の展開を試みている。

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